マスダゴルフ　 TYPE-L　手曲げスワンネックパター

マスダゴルフを主宰する増田雄二氏の代表作の一つ、
「TYPE-Lパター」はジャンボ尾崎仕様の「トミーアーマーIMG5」をオマージュしたモデルである。
ヘッドを重めにすることでＬ字の操作性と安定感を融合。
また、軟鉄削り出しのヘッドはボールとの接触時間が長く、
ソフトでありながら芯を感じやすいソリッドな打音とあいまって距離感を作りやすい。

一般的にＬ字ブレードは難しいと認識されているが、
それでも人気が廃れないのは感性を出しやすいからだと増田氏はいう。
フェースが開閉しやすいＬ字は、気持ち強めとか弱めとかいった繊細な操作が可能。
しっかりインパクトすれば強い転がりになるのでロングパットの距離感も合わせやすい。
感覚はアプローチと同じ、ショットとの一貫性もありスウィングがシンプルになるのもＬ字の利点。
大型マレットを使っていると感覚が鈍くなりがちだが、
Ｌ字を使うことで本来持っている感覚を取り戻すことができる。

　そんな「TYPE-L」のよさを生かしつつ、誰でも使えるようなやさしさを持たせたのが、
バーナーを使って手でネックを曲げた「スワンネックモデル」である。
ヒールネックを曲げることで重心距離が短くなり、フェースの開閉が抑えられるので、
アベレージゴルファーでも使いこなすことができるのだ。
かっこいいパターを使いたいけれどＬ字はちょっと……というゴルファーに使ってもらいたいパター。
一本一本手で曲げたスワンネックのカーブとマッチしたかっこよく、美しく、やさしいパターだ。